横嶋彩が通算1000ゴール!/元・日本代表、小室大地らがシーズン途中で引退のワケ〈Handball NEWS #15〉

横嶋彩が通算1000ゴール!/元・日本代表、小室大地らがシーズン途中で引退のワケ〈Handball NEWS #15〉

今回のニュースレターでは、日本リーグ(JHL)女子で史上3人目の1000ゴールを達成した横嶋彩選手(プレステージ・インターナショナル アランマーレ)の足跡と彼女のコメントをお届けします。そして、今季は通常の3月ではなく5月までJHLが続くことで、シーズン途中での引退者が出る形となりました。理由はそれぞれですが、そのワケを聞きました。

2024/3/1

目次

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    「春中」運営充実のためのクラウドファンディングを日本協会が実施中

    日本ハンドボール協会(JHA)は、3月24日(開会式は23日)から福島県で開催される第19回春の全国中学生選手権大会(通称・春中)の運営を充実させるために、クラウドファンディングを2月29日から開始している。
    本来は富山県氷見市で開催されるはずだった同大会だが、1月1日の令和6年能登半島地震の被害により、その開催が難しくなり、急きょ代替地を探す中で手をあげた福島県に開催地が移った。
    しかし、そのことで費用面の変動が発生。それを少しでも補うためにJHAがクラウドファンディングを実施する運びとなったようだ。この額の多寡によって春中が開催できない、ということではないが、興味を持った方は、ぜひ上のリンクからページをのぞいてみてほしい。

    1:横嶋彩が史上3人目の1000得点達成

    2月25日に行なわれた日本ハンドボールリーグ(JHL)・レギュラーシーズン女子の北國銀行-プレステージ・インターナショナル アランマーレの試合において、アランマーレのセンター横嶋彩が古巣を相手に、JHL通算1000得点という大記録を達成した。
    これは田中美音子・現大阪ラヴィッツ監督(1655得点)、藤井紫緒・現宣真高監督(1071点)についで女子史上3人目。
    身長は162cmと日本の中でも大きくはなく、2019年にはヒザのじん帯断裂という大ケガで、主力として期待されていた地元・日本での熊本世界選手権への出場を断念することになるなど、つねに順風満帆のキャリアを歩んできたわけではないが、毎シーズンのように100ゴール以上、もしくはそれに近いゴールを積み重ねて、33歳で大台に到達。
    笑顔を絶やさず、楽しそうにプレーするのが横嶋のよさの1つ(中央10番)
    一昨季、9年にわたってプレーした北國銀行から、地元・富山県のアランマーレに移籍すると、昨季は得点王などのタイトルを獲得する獅子奮迅の働きでチームを初のプレーオフ進出に導いた。

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