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連戦が続く中での最低限の目標は「世界選手権出場権」
1月11日にスタートした第21回アジア男子選手権。上位4チームが来年1月に開催される第29回世界男子選手権(クロアチア、デンマーク、ノルウェー共催)への出場権を得る。
日本は昨年9月末からの4ヵ月で3度目となるアジアの大会で、、厳しいスケジュールに加えてパリ・オリンピック出場権を取ったあととあって、選手にとっては非常に気持ちの持っていき方の難しい大会となった。
さらに東江雄斗(ジークスター東京)、吉野樹(トヨタ車体)と主軸にケガ人が出た(東江は大会途中から合流)こともあり、ダグル・シグルドソン監督は松岡寛尚(オフリド/北マケドニア)、榎本悠雅(タタバーニャ/ハンガリー)、田代翔真(大同特殊鋼)を初招集、富永聖也(車体)も国際大会は初参加と、オリンピック予選のメンバーから4選手を新たに加えて今大会に臨んだ。
1次リーグではサウジアラビア、イラク、インドと対戦。サウジアラビア戦(29-25)、イラク戦(28-28)と、連携やシュートに多くのミスが出る苦しい試合が続いたが、最終戦でインドを59-11と大差で下して2勝1分で首位通過。
さらにメインラウンドでは、こちらも接戦となるものの、25-23でイラン、29-26でアラブ首長国連邦(UAE)から白星をあげて準決勝進出を決めると、1位の座をカタールと争った。