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熊本の司令塔が大会最優秀選手に
今大会で最も活躍した選手に贈られる「大会最優秀選手」は熊本のOFをコントロールした三浦陽奈が受賞した。
〈三浦陽奈・熊本〉
鶴城中(熊本)で全国中学校大会(全中)制覇にも貢献した三浦は今大会も大活躍。相手DFのスキを逃さず、自身で得点をもぎ取る力があるだけでなく、冷静な配球で味方のチャンスも演出した。
熊本OFを司った三浦
全中優勝以降も気持ちを切らすことなくトレーニングに励み続け、今大会までの期間でフェイントのレパートリーを増やすことにも取り組んできた。その成果を発揮し、キレ味鋭いフェイントでDFの間を割り、熊本の得点源となった。
2年生も有望選手に選出
将来有望な選手に贈られる「有望選手」を受賞したのは7人。
〈梶野菜月・埼玉〉
3位に輝いた埼玉からは、2年生サウスポーの梶野菜月が選ばれた。まだ2年生ながら、そのシュート力はすでに中学界トップレベル。強肩から繰り出す豪快なミドルシュートでチームを勢いづけた。新チームでの活躍も期待される注目選手だ。
新チームでの活躍にも期待がかかる梶野
〈長田絢音・大分〉
ベスト8進出の大分からは、大型バックプレーヤーの長田絢音が選出された。フィジカルはすでに高校でも通用するレベルで、その体躯を存分に活かしたロングシュートやカットインで得点を重ねた。大分のキャプテンを務め、味方への声かけを積極的に行なうなど、リーダーシップも見せた。
長田は豪快なロングシュートが魅力
〈金山瑞季・京都〉
同じくベスト8の京都からは、左バックの金山瑞季が選ばれた。鋭いロングシュートやカットインなどでエースとして京都OFをけん引。体幹がブレない、大きな歩幅を活かしたフェイントで突破口を作った。
エースの役割を果たした金山
〈松浦優・香川〉
予選リーグ突破を果たした香川からは、172cmの大型GK松浦優が有望選手を受賞した。早く動きがちな場面でも我慢強く、どっしりと構えて好セーブを連発し、チームの勝利に大きく貢献。GK歴はまだ2年ほどと浅いが、構え方や足のさばき方など基本が身についていた。
我慢強くシューターを見て好セーブにつなげた松浦
〈佐々木音杜・宮城〉
松浦と同じくGKで選出されたのは宮城の佐々木音杜。長身を買われて1年時から選抜メンバー入りを果たしてきた佐々木は、長い手足を活かしたキーピングが特徴的。ゴールの四隅へのシュートにもよく反応した。7人攻撃を仕掛けた時の攻守の切り替えもスムーズだった。
佐々木は手足の長さを活かしたキーピングを見せた
〈立花真唯・岩手〉
がっしりとした身体つきで、フィジカルの強さを武器に相手DFを崩していく岩手のポスト立花真唯も有望選手に。決勝トーナメント進出はならなかったが、栃木戦では20-21と1点ビハインドの残り14秒で、相手DFの間を強引に割って同点弾を決めるなど、勝負強さを見せた。
ポストで攻撃の中心となった立花
〈濵口りお・鳥取〉
最後に紹介するのはカットインもミドルシュートも強力で、どんなプレーも器用にこなす鳥取のエース濵口りお。初戦の沖縄戦では、試合序盤に指を負傷したものの、その中でも両チーム最多の11得点をマークし、高いポテンシャルを示した。
得点への嗅覚が鋭かった濵口
大会特集は3月号で!
大会最優秀選手、有望選手の8選手を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。男子選手とともに、彼女たちが今後、どのような活躍を見せてくれるか楽しみです。
大会のようすや、表彰選手以外に活躍した選手たちも、音声配信アプリ「stand.fm」の配信や、2月発売の『スポーツイベント・ハンドボール2024年3月号』で紹介しますので、そちらもお楽しみにお待ちください。